2011-01-01から1年間の記事一覧

XROTORのUbuntuへの簡単インストール方法

XROTORというプロペラと風車の設計・解析ソフトがあって非常に有用です。 以前に↓にUbuntu上でのビルド方法を書いたのですが、更にインストールが簡単になりました。 XROTORがフリーソフトになってたのでUbuntu上で動かしてみた sudo apt-add-repository ppa…

ロケット用センサボード設計した【MTM07に出展予定】

趣味の電子工作ネタ。ブログの文体を統一できない系男子です。今週末東京工業大学で行われるMake Tokyo Meeting(MTM07)という素人?の電子工作やなんだか面白いものを作ってる人の展示会に『はかるひと』という団体名で『加速度ジャイロ』の展示をします。…

マーク・ドレラ先生に会いに行った

11月12日。人力飛行機ディスカッションと称する会があった。場所は東北大学。 Daedalusという人力飛行機の世界最長飛行記録を持つ機体の設計者であるマークドレラ先生が東北大で行われた流体系の学会の特別招待講演のついでに、日本の人力飛行機業界の人が集…

能代宇宙イベント2011の思い出その2 UNISTAR打ち上げ編

8月のことを11月の今更書くのはちょっと恥ずかしいけど、今年の活動をまとめる時期かなぁと思って書いてみる。能代宇宙イベントの中でUNISEC(大学で宇宙系のことをやってる団体の集まり)のプロジェクトとしてUNISTAR(ユニスター)というものがあった。 途…

能代宇宙イベント2011の思い出その1 CREATE打ち上げ編

2011年8月のことだけどまとめていなかったのでUNISECという団体に報告書を書いたついでに今更まとめてみる。大学でCREATEというロケット作るサークルを主催しています(いました)。 はじまり 今回の記事の内容のはじまりは2010年度の能代宇宙イベント…

SNS社の燃焼試験の見学に行ってきた

家や研究室に引き篭って作業しがちな毎日だけど、今年の夏の最後の思い出に北海道に行ってきた。行ってきたという言い方は非常にニュアンスが違って、お邪魔したという方が正確で、もはや北海道に足を向けては寝られず北枕で寝るしか無いと思っているほど。…

交流飛行会2011に行ってきた

ロケットのことを書きたいんだけど、重いから時系列が前後するけど交流飛行会のことを少しだけ。8月28日に富士川滑空場で交流飛行会というイベントに行ってきた。 人力飛行機のフライト見つつ展示もある感じのイベント。 100人以上集まったみたいで、滑走路…

鳥人間コンテスト2011写真集め延長

前の記事で鳥コンでの写真集めをすると言っておいて自分の微妙な忙しさのためにすぐの対応できずに、認証保留になってしまった人もいるし、写真が放映後に増えたりしたので8月末までではなく、9月末まで共有期間にします。写真見たいっていう人はまだまだ受…

鳥人間コンテスト2011写真集め

鳥人間コンテストに今年も見学に行きます。 2週間前ぐらいに見たいものの一つが見れないということが分かり、モチベーションの大きな一部分はなくなったんだけど、後輩の頑張りを見たり、同窓会・オフ会気分でいろんな人に会えるのが楽しみなので行きます。…

温度計作ってみた

大学でロケット作るサークルを主催してます。(突然 ロケットには電子工作が必要になってきて、新入生に電子工作を教えたいなと思い、基本的なことを学べる用に教材的に基板を設計してみた。機能のわりに大きいのはハンダ付け初心者にハンダ付けさせるためで…

XFLR5翻訳プロジェクト

前にXFLR5のドキュメントを日本語化してた記事からの続き。※<<2011-11-08追記>> 翻訳作業の訳語検討や統一のためのページ作りました。 http://www52.atwiki.jp/xflr5japanese/ <<追記終わり>> vbkさんがXFLR5を日本語化しようとプロジェクトを立ち上…

ロケット用の慣性計測ユニット作ってみた

作ってみたったら作ってみた。 2011年6月4日に自分たちで作ったロケットを伊豆大島で打ち上げてきた。 詳しいことは別のページに書くことにして、久々に面白い(exciting)作業ができたのでブログにしてみる自分たちが作ったロケットがどのように飛行したの…

ダイダロス研究

更新日の今日が人力飛行機Daedalusが飛行距離世界記録を記録した記念日だったのでページ作ってみる。 Daedalusプロジェクト概要 MITの航空宇宙工学部によって進められたプロジェクト。 世界記録を作ったのは1988年4月23日。 飛行距離:115.11km 滞空時間:3…

XROTORがフリーソフトになってたのでUbuntu上で動かしてみた

XFOILの生みの親であるMark Drela教授のプロペラ設計のためのプログラムであるXROTORが今年になってライセンスがGNU GPLのフリーソフトになっていたので動かしてみた。 XROTORが先に開発されてしばらく商用シェアウェア、アカデミックはフリーのソフトとして…

XFLR5のドキュメント日本語訳

前回の記事とpdfにそれなりの反響?を頂けた.公式に載せてもらったすぐ後に同じpdfファイルを中国語で翻訳する人が出てきたりした.良いソフトが世界に広まるのは胸が熱くなる.言語障壁のせいで日本だけが置いて行かれるのは我慢ならないとも思っている. …

OpenRocket紹介

モデルロケットの設計をしようとするときに便利ソフトの紹介. OpenRocket オープンソースのモデルロケット設計支援ソフトOpenRocket(オープンロケット) 今まではRockSimやSpaceCADが一般的だったが, クレジットカードでしか買えないし,1ライセンスでそ…

スタイロや代替品のまとめ

スタイロフォームを買う用事があったので,性能がそんなに必要ないし,安い代替品がないかなと調べていた. 求めていたものはなかったが,調べたものをまとめてみた. スタイロフォームなどの素材は一般名は「押出法ポリスチレンフォーム板(XPS)」という種…

QPROP(QMIL)の使い方

QPROPというプロペラ設計とモーターと合わせた推進系の性能計算を行えるソフトウェアの紹介記事です。 模型飛行機とか設計したい人には非常に有用なソフトだと思います。 モーターを含まない推進系ならXROTORというソフトの方が便利ですが、 モーター有りの…

一般運動量理論と翼素理論によるプロペラ設計

配布url(xlsxファイル):https://www.dropbox.com/s/b016zdjh7jjzaen/%E4%B8%80%E8%88%AC%E9%81%8B%E5%8B%95%E9%87%8F%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%A8%E7%BF%BC%E7%B4%A0%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%83%97%E3%83%AD%…

XFLR5での安定性解析

XFLR5のver6から安定性解析ができるようになった。 XFLR5の安定性についての解説pdfは一番下人力飛行機の設計にはそこそこ使えるかな、と思っている。 なにより飛行機の理解が促進される点が大きいと思う。 飛行機の挙動自体は解析で出た値の通りに出るわけ…

これからブログ更新ネタ予定

予告してないと忙しさにかまけて、また1ヶ月ぐらい放置しそうなので予告。SourceForgeという有名なオープンソースソフトウェアのためのサイトで 航空宇宙関係で名前と簡単な説明を読んで面白そうだと感じたものをつぶやいてまとめてみた。 http://togetter.c…